審美歯科治療
WHITE
ホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、健康な歯を削らずに歯を白くする歯医者の治療方法です。もともとわずかに黄ばんだ色をしていたり、飲食によって着色したり、神経をとった後に歯が黒ずんでしまったなど原因はさまざまですが、それをより白くする方法です。
その方法には、歯科医院のみで行うオフィスホワイトニングと、おもに家庭で道具を使って行う、ホームホワイトニングに分けられます。またこれら2つを併用して行うデュアルホワイトニングがあり、もっとも効果的な方法です。

ホームホワイトニング
当院にてお客様の歯形に合わせた専用のマウスピースを作り、自宅でホワイトニング剤を入れたトレーを数時間装着して、歯を白くしていく方法です。
低濃度の薬剤を使いますので、長時間かけてじっくりと白くしていく必要があります。時間をかける分薬剤が深くまで浸透しますので、オフィスホワイトニングよりも、効果が持続することが特徴です。自宅で出来るホワイトニングとして、およそ2週間程度で白さを実感していただけます。

ホームホワイトニング料金 | |
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片顎 | 18,150円(税込) |
全顎 | 30,250円(税込) |
追加ジェル 4本 | 4,400円(税込) |
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは忙しい方や、自分でやるのが面倒な方に最適です。ホームホワイトニングよりも、早く効果がでるので、とにかく早く歯を白くしたいという方にお勧めです。1回のホワイトニングよりも2回のホワイトニングの方が効果を実感していただけると思います。
ホワイトニング治療の効果は個人差があります。色調により効果が出にくい場合もあれば、ひとめで白くなったと実感できる場合もあります。しかし、当院で行うホワイトニングは、ほとんどの場合1回の施術で『歯が白くなった』と実感していただけます。

オフィスホワイトニング料金 | |
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2回セット料金 全顎 | 36,300円(税込) |
3回目以降料金 全顎 | 18,150(税込) |
デュアルホワイトニング
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用して行う方法です。単独方法よりもそれぞれの長所と短所を打ち消し合うということで、ホワイトニングの期間の短縮と歯の白さの持続が得られますので、最も高いホワイトニング結果を引き出すことが可能です。白色度・透明感・スピードともに、現在のホワイトニングにおいて一番推奨される方法です。
ホワイトニングは、日常生活の中で徐々に再着色してしまうため、白さが後戻りしていきます。1~2ヶ月に一度、歯医者のメンテナンスで白さを維持することをお勧めいたします。
オフィスホワイトニング症例
症例1
治療前

治療後

症例2
治療前

治療後

治療について | |
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内容・主訴 | 歯を白くしたい |
リスク、副作用 | 染みる事が考えられる |
治療費用 | 36,300円 |
治療期間 | 2日 |
セレックシステム
セレックシステムは、医療先進国ドイツからやってきた、コンピュータ制御によって歯の修復物を設計・製作するCAD/CAMシステムです。コンピュータを使って修復物を作製するので、歯型を取ることがありません。
最先端の3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)し、患部の歯列をモニター上に再現。そのあとはコンピュータの3D画面上にて修復物を設計し、ミリングマシンがデータをもとに作製します。
歯科技工所に依頼することなく歯科医院で修復物を作製できるので、一般的な修復物よりも経済的。
また規格生産された高品質なセラミックブロックを使用するため耐久性が高く、以前より治療時間も短くなりました。

セレック治療の流れ
3D光学カメラで口腔内を撮影
Step 1
治療する部分を削ったあとは、3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)。
型取りの不快感を味わうことはありません。
わずか数秒の作業で、患部の歯列がモニター上に再現されます。

3D画面上で修復物を設計
Step 2
モニター上で歯の形態や噛み合わせの調整を、あらゆる角度から行い、理想的な形にしていきます。
設計後は様々な色のセラミックブロックから最適な色のものを選定します。

ミリングマシンがデータを基に加工
Step 3
ミリングマシンと呼ばれる機械が、コンピュータで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、修復物を精密に整えていきます。

口腔内へセットして治療完了
Step 4
先進的な接着技術を用いて、削り出されたセラミック歯を口腔内へセットします。
これで治療完了となります。

セレックの特徴
- より天然歯に近づいた、審美的質感
さまざまな歯の色に対応し、隣接歯に良く馴染む新セラミックは審美性に大変優れ、咬み心地や舌触りなど質感も天然歯に近い自然な感触です。
- 安心・安全、身体にやさしいセラミック
金属アレルギーの心配がない生体親和性の高い新セラミックは、変色や変形といった心配もなく、安心・安全・身体にやさしい素材です。完成した修復物は、接着理論に基づきセットされることで、10年間で90%以上の残存率を実現する、優れた耐久性を誇ります。
- コンピュータによる精度の高い修復物
先端のコンピュータシステムは、従来の手作業に比べ大幅に時間短縮を実現。常に安定した高品質、高精度の修復物を提供することが可能になりました。
セレックワンデートリートメント
(自費診療)
セレックワンデートリートメントとは?
セレック(CEREC)ワンデートリートメントとは、最新のデジタル歯科技術を駆使し、たった1日で高品質なセラミック修復物(詰め物や被せ物)を製作・装着できる治療法です。院内で型取りからスキャン、設計、ミリングまで完結するため、従来のような仮歯や複数回の通院が不要です。
忙しいビジネスパーソンや遠方からお越しの方、詰め物・被せ物をすぐに完成させたい方に最適な治療です。

治療の流れ
初診・カウンセリング
Step 1
お口の状態を確認し、セレック治療が適応かどうか診査・診断します。ご希望やご予算、治療内容についてしっかりとお話しします。

むし歯の除去・形成
Step 2
虫歯や古い詰め物・被せ物を除去し、セラミック修復に最適な形に歯を整えます。

型取り・スキャン
Step 3
小型カメラで歯を撮影し、口腔内の3Dデータを取得します。
従来の型取りのような不快感がなく、わずか数分で完了します。

修復物の設計(CAD)
Step 4
スキャンしたデータをもとに、セラミック修復物をコンピューター上で設計。精密で自然な歯の形態を再現します。

修復物の製作(CAM)
Step 5
設計データをミリングマシンに送信。院内でブロック状セラミックから加工し、ミリングします。

装着・最終調整
Step 6
修復物を天然歯に接着し、咬み合わせや隣接する歯とのフィット感を確認。必要に応じて微調整し、終了です。

メリット・デメリット
メリット
- 1日で完結
型取り〜装着まで最短1日。通院回数が少なくて済みます。 - 高精度・審美性
デジタル技術による精密設計+天然歯に近いセラミックで美しく仕上がります。 - 金属アレルギー対応
金属を使用しないのでアレルギーリスクが低減。 - 耐久性が高い
セラミックは着色や摩耗に強く、長期間使えます。
デメリット
- 症例の制限
極端に大きな歯の欠損や咬合が不安定なケースには不向きなこともあります。 - 費用負担
自費診療のため健康保険適用外。1本あたりの材料費・技術料がかかります。
よくある質問
保険は使えますか?
セレックワンデートリートメントは自費診療です。
保険適用外となりますが、天然歯に近い審美と耐久性を求める方に選ばれています。
治療後の痛みや違和感はありますか?
一時的な咬み合わせの違和感がある場合がありますが、ほとんどは当日~数日以内に慣れます。
心配な方は調整も可能です。
詰め物や被せ物の色は選べますか?
くすみや隣の歯の色味に合わせて、複数のセラミックブロックを選定し、形・色とも院内で調整できます。
治療時間はどのくらいかかりますか?
型取りから装着までトータルで2~4時間程度。治療内容によって若干異なります。
当院ではゆとりを持ったスケジューリングで対応しています。
割れることはありますか?
セラミックは強度に優れていますが、硬いものを噛むと稀に破損することがあります。
日常生活では耐久性に優れています。
料金案内
セレックワンデートリートメント | |
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治療料金の目安 | 診察料+補綴料金+2,200円〜 ※料金は症例により異なります。
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ホワイトスポット治療(Iconによる低侵襲治療)
ホワイトスポットとは
ホワイトスポットとは、歯の表面にできる白い斑点のことを指します。
エナメル質の一部に脱灰(ミネラルの欠損)が起こり、光の屈折が生じることで白く見える現象です。
一見表面だけの問題に見えますが、この状態を放置することで虫歯へ進行してしまう場合もあるため、注意が必要となります。
特に前歯にできると目立ちやすく、見た目が気になってしまいコンプレックスにつながることがあります。

ホワイトスポットの原因

初期虫歯(脱灰)
エナメル質が溶け始めた表層下脱灰の状態で、健全な歯とは光の屈折率や透過性が違うため、白く見えてしまいます。

フッ素症(フッ素の過剰摂取)
幼少期(生後6ヶ月から5歳くらいまでの歯が発生する時期)に過剰なフッ素を取り込むと、エナメル質形成に影響し、白斑として現れることがあります。

エナメル質形成不全
病気や栄養障害、遺伝などが原因で歯の表面のエナメル質が正しく作られなかったことにより、ホワイトスポットができる場合があります。
従来のホワイトスポットの治療方法
コンポジットレジンによる詰め物
ホワイトスポットを削り、削った部分に白いプラスチックを詰めます。白斑を目立たなくさせるためには、ホワイトスポットの周りの健全な部分まで削る必要があります。

ラミネートベニア(セラミックの薄片)
歯の表面全体にベニアと呼ばれる薄いシェルのようなものを貼り付ける治療です。仕上がりはきれいですが、歯の表面を薄く削る必要があります。

ホワイトニング治療
全体のトーンは上がりますが、歯にはもともとムラがあるため、白斑が逆に目立ってしまうことが多いです。

再石灰化治療(フッ素・MIペースト)
この方法は効果が表れるまで時間がかかり、ホワイトスポットが改善することは稀です。

Icon(アイコン)による治療について
(自費診療)
白い斑点を削らずキレイに。
当院では、削らずに自然な歯の色に近づけることができる低侵襲な治療法「Icon(アイコン)」を導入しています。
従来は削る治療が主流でしたが、ドイツ製の薬剤「アイコン(Icon)」を用いることで、歯を削らずに改善できるようになりました。
特殊な樹脂を歯の表面に浸透させることで、白濁部分の光の屈折率を整え、自然な見た目に近づけます。
痛みもほとんどなく、審美性の高い治療法です。

Icon治療のメリット・デメリット・注意点
メリット
- 削らない
ドリルで歯を削らず、専用の薬剤を使ってエナメル質に浸透させます。
- 痛くない
麻酔も不要で、歯に優しい低侵襲な治療です。
- 自然な見た目に
エナメル質の内部に樹脂が浸透し、透明感が戻ります。 白い斑点が目立ちにくくなり、健康的な歯の色へ。
- むし歯予防にも効果的
浸透した樹脂が初期むし歯の進行を抑制します。
- 短時間で治療可能
1回の来院で終わることが多い。
デメリット・注意点
- 効果が限定的な場合がある
白濁の程度や部位によっては効果が限定的な場合があります。
特に、エナメル質の形成不全や深いホワイトスポットは効果が出にくいことがあります。
- 変色の可能性
樹脂が経年で着色することがあるため、定期的なチェックが必要です。
お茶やコーヒー、喫煙習慣があると着色しやすくなります。
- 再治療が必要になることも
Icon樹脂は歯を削らないため耐久性は半永久的ではなく、ホワイトスポットが再び目立つ場合があります。
効果が不十分な場合、レジン充填やラミネートベニアなどの別の治療法が必要になることもあります。
- 自由診療(保険適用外)
Icon治療は保険がきかない自由診療です。
1歯ごとの治療費がかかるため、範囲が広いと費用負担が増えることがあります。
- 適応外となるケースがある
重度のむし歯や変色、歯質が大きく失われている場合はIcon治療ができません。
他の治療方法を優先する必要があります。
お支払い方法について
- 現金一括
- 銀行振り込み一括
- クレジットカード(一括・分割可)、オリコローン取扱いしております。お気軽にご相談ください。
※矯正歯科治療の費用は、医療費控除の対象になります。